Sara Bareilles(サラ・バレレス)入門:おすすめアルバム5選と聴く順&レコード選びガイド

Sara Bareilles の魅力と概要

サラ・バレレス(Sara Bareilles)はピアノを基調にしたソングライティングと、ストレートな歌詞表現で知られるアメリカのシンガーソングライターです。ポップでありながらソウルフル、軽やかなメロディと内省的な歌詞のバランスが魅力。ブレイク曲「Love Song」以降、ポップ/シンガーソングライター界で安定した評価を得てきました。ここでは彼女のディスコグラフィーから、初心者にもコアなファンにも薦めたいレコード(アルバム)をピックアップして深掘りします。

おすすめアルバム 1 — Little Voice(2007)

なによりまず入門編として外せないのが2007年のセカンド作「Little Voice」。大ヒットシングル「Love Song」を収録し、彼女をメインストリームへ押し上げた作品です。

  • サウンド:ピアノポップを核にしたプロダクション。生楽器の温かみとポップなアレンジが心地よい。
  • 代表曲:Love Song、Bottle It Up、Gravity(ライブで知られるカバーやアレンジも注目)
  • 聴きどころ:ポップソングとしての完成度の高さと、歌詞の率直さ。「シンガーソングライターのポップアルバムがどんなものか」を知る最適な一枚。

おすすめアルバム 2 — Kaleidoscope Heart(2010)

続く2010年作「Kaleidoscope Heart」は、より内省的でメロディ重視の曲が並びます。「King of Anything」などポップ性の高い楽曲もあり、表情豊かなアルバムです。

  • サウンド:ピアノを中心にしつつバンド編成のロック色も感じられるバランス。
  • 代表曲:King of Anything、Uncharted、Kaleidoscope Heart
  • 聴きどころ:歌詞の語り口やアレンジの変化に注目。ポップでありながら感情の起伏が丁寧に描かれている。

おすすめアルバム 3 — The Blessed Unrest(2013)

2013年リリースの「The Blessed Unrest」は彼女のソングライティングの成熟を示す作品で、シングル「Brave」は社会的にも広く共感を呼んだアンセム的ナンバーです。このアルバムで彼女は大きな評価を獲得しました。

  • サウンド:より洗練されたポッププロダクション。エモーショナルなボーカルが引き立つ。
  • 代表曲:Brave、Chasing the Sun、I Choose You
  • 聴きどころ:個人的な感情と普遍的なメッセージの同居。歌詞がストレートに届くためライブでも盛り上がる曲が多い。

おすすめアルバム 4 — What's Inside: Songs from Waitress(2015)

ミュージカル「Waitress」のために書き下ろした楽曲を集めたアルバム。舞台音楽としての構成要素が強く、物語性のある楽曲群が特徴です。ミュージカル版の楽曲をソロで聴ける点で特別な一枚。

  • サウンド:ナラティブ(物語)重視の楽曲が並び、ピアノ+オーケストレーション的な広がりも。
  • 代表曲:She Used to Be Mine(舞台での名場面曲としても有名)、Everything Changes
  • 聴きどころ:歌詞の物語性、キャラクターの心情を歌で表現する力が際立つ。ポップス/ブロードウェイの橋渡し的な作品。

おすすめアルバム 5 — Amidst the Chaos(2019)

2019年リリースの「Amidst the Chaos」は、私生活や社会情勢を反映した成熟したテーマが特徴のアルバム。サウンドの幅も広がり、落ち着いた表現力が光ります。

  • サウンド:アコースティックな素朴さから、時にゴスペルやソウル風味を帯びた温かいアレンジまで多彩。
  • 代表曲:Fire、No Such Thing(アルバムの持つ多層的な感情を示す曲群)
  • 聴きどころ:声の表現力と歌詞の深さに注目。歌手としてだけでなく、一人の表現者としての成熟が伝わる。

どのアルバムから聴くべきか(初心者向けガイド)

  • ポップで入りやすい:まずは「Little Voice」。代表曲で彼女の魅力をすぐに感じられます。
  • ソングライティングをじっくり味わいたい:次に「The Blessed Unrest」や「Kaleidoscope Heart」がおすすめ。
  • 舞台音楽に興味があるなら:「What's Inside: Songs from Waitress」で物語性のある歌を。
  • 大人の表現を求めるなら:「Amidst the Chaos」で成熟した楽曲世界を。

盤としての選び方(簡単な指針)

  • 初回盤やデラックス版にはボーナストラックや別テイクが入ることがあるので、コレクション性を重視するならチェックする価値あり。
  • 国内盤と輸入盤ではライナーノーツや表記が異なることがあるため、解説や歌詞を読みたい人は国内盤を探すのも良いでしょう。
  • ライブ音源やアコースティック盤が好きなら、関連のEPやサントラ、ライブ作品も探してみてください。

まとめ

Sara Bareillesは「ピアノポップ」という枠に収まらない表現力を持つアーティストです。ポップに耳馴染みの良い楽曲から、物語性の強い曲、成熟した大人の歌まで幅広く楽しめます。レコードで集める場合は、まず「Little Voice」「The Blessed Unrest」「What's Inside: Songs from Waitress」「Amidst the Chaos」の順に聴いてみると彼女の音楽世界が立体的に分かってきます。

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