フッターとは何か:役割と重要性の概観
フッターはウェブページの最下部に表示される領域で、サイト全体の補助的情報やナビゲーション、法的表示、問い合わせ先、著作権表示、サイトマップなどを配置する場です。見た目上は控えめでも、ユーザー導線、信頼性、法令遵守、SEO、アクセシビリティ、パフォーマンスに大きな影響を与えます。特にモバイルファースト時代では、画面下部に重要な行動を起こす要素(問い合わせ、予約、購入、ナビゲーション)を配置する設計が有効です。
設計方針とコンテンツ設計
フッターに入れるべき基本要素は次の通りです:
- 著作権表記(Copyright)と更新年
- プライバシーポリシー、利用規約、特定商取引法表記などの法的リンク
- サイトマップや主要カテゴリへのリンク(内部リンク強化)
- お問い合わせ・サポート情報(電話番号、メール、チャットへの導線)
- ソーシャルリンクやロゴ、認証バッジ(SSL、加盟団体)
- 企業情報(所在地、営業時間、所在地マップへのリンク)
- 言語切替・地域選択(多言語サイトの場合)
配置する優先順位はサイトの目的に依存します。Eコマースなら「カート・返品ポリシー・配送情報」が重要、メディアサイトなら「著者情報・アーカイブ・カテゴリ」が優先されます。
セマンティクスとマークアップ(実装の基本)
HTML5では