【保存版】初心者でもわかる!バイクの正しい処分方法と手続きのポイント

バイクの処分の仕方について解説

バイクを手放すとき、どのように処分すればよいか悩む方は多いでしょう。故障して動かないバイクや古くて使わなくなったバイクはもちろん、急に乗らなくなった場合など、適切な処分方法を知っておくことは重要です。この記事では、主に不要になったバイクの処分方法について、具体的かつわかりやすく解説します。

バイク処分の前に準備すべきこと

バイクを処分する際は、まず以下の準備をしておきましょう。

  • 登録書類の用意
    バイクの登録証明書(軽自動車届出済証など)や車検証を手元に用意してください。処分の手続きを進める上で必要な書類となります。
  • ナンバープレートの確認
    ナンバープレートが付いている場合は、処分方法によって取り外しや返納が必要です。
  • 鍵やスペアキーの保管
    バイクを引き取ってもらう際には、鍵の有無が重要になることがあります。鍵を紛失しないよう注意しましょう。
  • 所有権の確認
    バイクの名義が自分になっているか、ローンが残っていないかを確認することも忘れずに行いましょう。

バイク処分の代表的な方法

バイクを処分する方法は大きく分けて以下の4つがあります。

  • 下取り・買取業者に売却する
  • 廃車手続きをして廃棄する
  • 不用品回収サービスや廃品業者に依頼する
  • 自分で解体し処分する

それぞれの方法について順に詳しく解説します。

1. 下取り・買取業者に売却する

不要になったバイクを売却する方法として最も手軽で、かつ現金化ができるのが、下取りや買取業者への売却です。新しいバイクを購入する際の下取りだけでなく、単独で買取を依頼することも可能です。

買取業者に売るメリットは以下の通りです。

  • スムーズに処分できる
  • 買取価格がつくことが多い
  • 面倒な手続きや廃車登録も代行対応してもらえる場合がある

ただし、古くて状態が悪いバイクや、不動車の場合は買取価格が低かったり、買い取ってもらえないこともあります。複数の業者で査定を取ることがおすすめです。

2. 廃車手続きをして廃棄する

売却できない場合は、廃車手続きをして役所にバイクを登録抹消し、廃棄するのが一般的です。廃車は以下の手順で進めます。

  • ナンバープレートの返納
    管轄の役所や陸運局にナンバープレートを返します。
  • 廃車申請書の提出
    廃車申請を行い、バイクの登録を抹消します。
  • バイクの処分
    廃車証明書の発行後、バイクを解体業者などに引き取ってもらいます。

廃車手続きは自分で行うこともできますが、忙しい場合は廃車代行業者に依頼すると便利です。

3. 不用品回収サービスや廃品業者に依頼する

バイクを廃棄したいけれど、手続きや解体が面倒であれば、不用品回収業者や廃品回収業者を利用する方法もあります。バイクの引き取りから廃車手続きまで一括で代行してくれるケースも多く、負担が軽減されます。

注意点としては、業者によって料金やサービス内容に差があるため、事前に複数の業者から見積もりを取って比較することが大切です。

4. 自分で解体し処分する

バイクの構造に詳しい方であれば、自分でバイクを解体し、各パーツをリサイクルショップや廃品回収に出す方法もあります。ただし、適切に分別しリサイクルしなければ環境負荷になる可能性もあるため、専門知識が必須です。

また、エンジンオイルやバッテリーなどの危険物は専門の処理が必要で、自力で処理する際には注意が必要です。

バイク処分時の注意点

バイクの処分に際して、必ず知っておきたいポイントをまとめました。

名義変更・登録抹消手続きを忘れない

バイクを手放した場合、そのままにしていると名義が自分のまま残り、税金の請求や責任が継続します。必ず登録抹消または譲渡手続きを行いましょう。

廃車証明書は大切に保管する

廃車手続き完了後に発行される廃車証明書は、廃車が完了した証拠となります。何かトラブルがあった時のために、大切に保管しましょう。

環境への配慮

廃棄バイクにはオイルやバッテリー、タイヤなど環境に影響する部品が含まれています。処分は必ず適切な方法で行い、不法投棄は絶対に避けてください。

廃車にかかる費用

廃車手続きや処分には費用がかかるケースがあります。自分で手続きを行う場合の書類手数料、引き取りのための運搬費用、また業者に依頼した場合はサービス料もかかるため、事前に見積もりを取りましょう。

まとめ

バイクを処分する際は、売却可能な場合は買取業者に査定を依頼し、売れない場合は廃車手続きをして適切に廃棄するのが基本です。不用品回収業者の利用も便利ですが、料金やサービス内容をよく確認することが重要です。

また、名義変更や廃車証明書の管理をしっかり行い、環境にも配慮した処分を心がけましょう。適切な処分方法を選ぶことで、トラブルを避け、スムーズにバイクを手放すことができます。

不要なバイクを適切に処分して、新しいスタートを切りましょう。