Slash(スラッシュ)徹底解説:生涯・サウンド・名盤・魅力
プロフィール
Slash(本名:Saul Hudson、1965年7月23日生まれ)は、イギリス生まれ、アメリカ育ちのロックギタリスト。Guns N' Rosesのリードギタリストとして世界的な成功を収め、以降もSlash's Snakepit、Velvet Revolver、ソロ名義など多彩な活動を続けている。象徴的なシルエット(トップハット、サングラス、長髪)とブルージーでメロディアスなリードは、1980年代後半から現在まで多くのギタリストやリスナーに影響を与えている。
キャリアの軌跡
少年期からギターを手にし、ロサンゼルスの音楽シーンで腕を磨いたSlashは、1985年にGuns N' Rosesに加入。1987年発表のデビューアルバム『Appetite for Destruction』で一躍世界的スターとなった。その後の長い活動期間において、バンド内の問題やメンバー交代を経ながらも、スラッシュは常に第一線でギターを鳴らし続けた。
1990年代後半にはSlash's Snakepitでより自由な表現を追求し、2000年代にはVelvet Revolverで再び大きな注目を集める。2010年代以降はソロプロジェクト(Slash featuring Myles Kennedy and The Conspirators)としても安定した作品とツアーを行い、幅広いコラボレーションでも知られている。
演奏スタイルとサウンドの特徴
Slashの演奏にはいくつかの顕著な特徴がある:
- メロディ重視のフレーズ:単なる速弾きではなく、歌心を感じさせるメロディアスなソロが多い。
- ブルース/ペンタトニックに基づく語法:ブルース的なフレーズ形成と表現力豊かなビブラートが特徴。
- トーン:レスポール系ギターとマーシャル系アンプによる太く暖かいハムバッカー・サウンド。ワウ、オーバードライブやディストーションの使い分けで色彩を作る。
- ダイナミクスと間(ま):フレーズの切り替えや間の取り方で緊張感と解放を演出する巧みさ。
ステージ・キャラクターとイメージ
トップハットとサングラスという不朽のヴィジュアルは、Slashを単なるギタリスト以上のアイコンにした。ステージでの存在感は派手なアクションではなく、ギターを弾く姿そのものが中心で、音と表現で観客を惹きつけるタイプだ。彼の外見と演奏スタイルの組み合わせが、ロック・ヒーロー像を強固にしている。
代表曲・名盤
以下はSlashが関わった代表的な楽曲やアルバムの一部。入門から深掘りまで押さえておきたい作品だ。
- Guns N' Roses - 『Appetite for Destruction』(1987): "Welcome to the Jungle", "Sweet Child o' Mine", "Paradise City" を収録。ロック史に残る傑作。
- Guns N' Roses - 『Use Your Illusion I & II』(1991): スケール感ある楽曲群でバンドの幅を示した双子作。
- Slash's Snakepit - 『It's Five O'Clock Somewhere』(1995): Slashの個人的な側面とルーツ志向が表れた作品。
- Velvet Revolver - 『Contraband』(2004): ロックンロール的なエネルギーとモダンな感覚が融合した名盤。シングル"Slither"など。
- Slash (Slash featuring Myles Kennedy and The Conspirators) - 『Slash』(2010), 『World on Fire』(2014): 多数のゲストと共演した多彩なソロ作、近年の代表作。
影響力と評価
Slashはそのフレーズやトーン、ステージ・イメージを通じて多くのギタリストに影響を与えた。Guns N' Rosesは2012年にロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りしており、Slashの功績は音楽史的にも高く評価されている。また、ジャンルを超えたコラボレーションやソロ活動を通して、新しい世代のリスナーにも支持を広げている。
Slashの魅力を深掘りするポイント
- 感情を歌わせるソロ:速さや技巧よりも“何を歌わせるか”を重視する点が心に残る。
- 音作りの一貫性:レスポール+マーシャルという王道コンビで作る“太く暖かい”トーンは、どの時期でも彼の個性を伝える。
- 表現の幅:ハードロックの枠に留まらず、ブルースやスラッシュのソロ作で見せる多面性。
- 人間性とプロフェッショナリズム:波乱のキャリアを経ながらも実力で信頼を築く姿勢。
これからSlashを聴く人へのガイド
まずは『Appetite for Destruction』でGuns N' Rosesの根幹を押さえ、その後Velvet Revolverやソロ作を聴いて時代ごとの変化を追うと良い。ライブ映像を見ると、音作りやフレージング、ステージでの佇まいがより鮮明に理解できる。ギタリストならフレーズのコピーを通じてフレーズの構築やビブラート、ダイナミクスの大切さを学べるだろう。
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