Dave Murray(Iron Maiden)おすすめレコード徹底ガイド — 名演と聴きどころ解説

Dave Murrayとは:簡潔な概要

Dave MurrayはIron Maidenの創設メンバーであり、バンドのサウンドを代替しない形で支えてきたリードギタリストです。柔らかいピッキング、長いレガートライン、温かく伸びのあるビブラートが特徴で、Adrian SmithやJanick Gersとのツイン/トリプルギター・ハーモニーの中で独自の“歌うような”ソロを聴かせます。本稿では、Murrayの魅力を堪能できるおすすめレコードをピックアップし、各作で注目すべき聴きどころを深掘りします。

Dave Murrayのプレイの特徴(聴くポイント)

単に速弾きを競うタイプではなく、メロディを際立たせることを重視したフレージングが多いのがMurrayの持ち味です。以下の点に注目すると彼の良さがよく分かります。

  • レガート(ハンマリング/プリング中心)の滑らかさとフレーズの流麗さ
  • 温かいビブラートと伸ばしの表現力
  • ハーモニーでの役割分担:中低域で支えるリード/高域でのユニゾンなど
  • ダイナミクスの付け方とバンド内での調和性(他ギタリストとの掛け合い)

おすすめレコード:解説つきリスト

Iron Maiden(1980) — デビュー作

デビュー作は荒削りながらもバンドの骨格がはっきりと出ている一枚。Murrayは初期の荒々しさとメロディ志向が混在したフレーズを提示しており、シンプルなリフと印象的なリードで曲に即効性を与えています。

  • 聴きどころ:収録曲の中でのソロやリフの動き、初期のスピード感と生々しさ
  • 代表曲(一部):"Prowler"、"Running Free"、"Phantom of the Opera"

Killers(1981)

楽曲アレンジがより洗練され、Murrayのフレージングに余裕が生まれた時期。トリッキーなフレーズよりもメロディを活かす演奏が増え、ハーモニーも強調されます。

  • 聴きどころ:曲の劇性を支えるリードと、アンサンブル内での存在感
  • 代表曲:"Wrathchild"、"Killers"

The Number of the Beast(1982)

バンドのブレイクスルー作で、楽曲構成・プロダクションともに大きく進化。Murrayの“歌う”ソロとAdrianの切れ味あるフレーズが対比を成し、楽曲にスケール感を与えています。

  • 聴きどころ:ドラマティックな展開でのギターの役割分担、メロディアスなソロの数々
  • 代表曲:"Hallowed Be Thy Name"、"Run to the Hills"

Piece of Mind(1983)

技術力と楽曲の幅がさらに広がった作品。Murrayのフレーズの柔らかさが際立ち、複雑な構成の中でも明快なメロディラインを刻む能力が光ります。

  • 聴きどころ:変拍子やドラマティックな展開に馴染むメロディックなリード
  • 代表曲:"The Trooper"、"Flight of Icarus"

Powerslave(1984)

古代エジプトモチーフの壮大なコンセプトとともに、ギター・ワークも叙情的かつ力強く展開。Murrayは叙情的な場面で特に印象的なプレイを披露します。

  • 聴きどころ:長尺曲でのソロ展開(物語性を持たせた表現)
  • 代表曲:"Aces High"、"Rime of the Ancient Mariner"

Somewhere in Time(1986)

ギターの音作りやエフェクトの導入が進んだ時期。シンセサイザーとの融合や多少の近代化されたプロダクションの中でも、Murrayのトーンとフレーズは明瞭に残ります。

  • 聴きどころ:エフェクトを活かした表現、滑らかなリードとハーモニー
  • 代表曲:"Wasted Years"、"Stranger in a Strange Land"

Seventh Son of a Seventh Son(1988)

コンセプトアルバム的な要素が強く、曲ごとのドラマを演出するギターワークが冴えます。Murrayの叙情性がアルバム全体のムード作りに大きく貢献しています。

  • 聴きどころ:コンセプトに沿ったテーマの反復と発展、情感を帯びたソロ
  • 代表曲:"Moonchild"、"Can I Play with Madness"

Brave New World(2000)

2000年代の復活作。成熟した演奏とアンサンブルの緻密さが特徴で、Murrayは安定したトーンと確かなフレージングで曲に落ち着きを与えます。キャリアを俯瞰してその“らしさ”を確認するのに最適な一枚です。

  • 聴きどころ:成熟期の抑制の効いたリード、バンドとしての連携の強さ
  • 代表曲:"The Wicker Man"、"Brave New World"

聴き方のコツ(実践アドバイス)

各アルバムを聴く際は、以下のポイントに注意してみてください。

  • ソロだけでなく、リズムギターとの重なりを意識して聴く。Murrayの音がどこに位置しているかが分かる。
  • 同一フレーズを通して何度か聴き、ビブラートやニュアンスの違いを比較する。
  • ハーモニーの局面では誰がメロディを弾いているかを観察し、Murrayの役割を把握する。

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参考文献