Vivian Campbellの必聴レコード10選 — キャリア別おすすめ盤と聴きどころ解説

Vivian Campbellとは:短いキャリア概観

ヴィヴィアン・キャンベルは北アイルランド出身のギタリスト。NWOBHM系の若手としてキャリアをスタートさせ、1980年代にはDioの主力ギタリストとして名を上げ、その後Riverdogsなどを経て1992年以降はDef Leppardの主要メンバーとして長く活動しています。多彩なリフメーカーとしてのセンス、ハーモニックなソロワークとリズム感に優れたプレイが持ち味です。本コラムでは各時代を代表するおすすめレコードを選び、聴きどころと制作背景を深掘りします。

おすすめレコード(代表盤・解説)

  • Dio — Holy Diver(1983)
    おすすめ理由:ヴィヴィアンが世界的に注目されたアルバム。ヘヴィでキャッチーなリフ、メロディックかつ刺さるソロが多数。代表曲「Holy Diver」「Rainbow in the Dark」では、ヴィヴィアンのリズムワークとリードのバランスを明確に感じられます。聴きどころはソロのフレージングと中低域のギタートーン。

  • Dio — The Last in Line(1984)
    おすすめ理由:Holy Diverの流れを汲む傑作で、ヴィヴィアンのリフ構築能力がより発揮された一枚。曲ごとに異なるギターワークが楽しめ、「The Last in Line」「Mystery」などでのテクスチャー作りに注目してください。録音もまとまりが良く、ギターの定位やレイヤーを学ぶのに最適です。

  • Dio — Sacred Heart(1985)
    おすすめ理由:ライブ志向のアレンジや厚みのあるプロダクションが特徴。ヴィヴィアンはここでも鋭いリフを提供しており、アルバム全体でのダイナミクス感を作る役割を担っています。ツアー映像やライブ盤と合わせて聴くと、スタジオとステージでの表現差がよく分かります。

  • Riverdogs — Riverdogs(1990)
    おすすめ理由:メロディックなハードロック/ブルース寄りの作品。ヴィヴィアンがDio以降に見せたより多彩な側面(リズム感、歌メロの補助的プレイ)が堪能できます。アコースティック/クリーントーンのパートも多く、プレイの幅を知るのに良い一枚です。

  • Def Leppard — Adrenalize(1992)
    おすすめ理由:ヴィヴィアン加入後の最初のフルアルバムで、バンドの商業的成功を維持した作品。ポップで厚いコーラスワークの中で、ヴィヴィアンのギターは曲を支えるリズムと適所のリードで効果的に配置されています。既存のDef Leppardサウンドに彼の味付けが加わった例として重要です。

  • Def Leppard — Slang(1996)
    おすすめ理由:バンドの音楽性実験が顕著に表れたアルバムで、ヴィヴィアンの楽器選択やトーンメイク、ミニマルなリフ作りが光ります。従来の分厚いギターサウンドとは違うアプローチが取られており、ヴィヴィアンの柔軟性が分かる作品。

  • Def Leppard — Euphoria(1999)
    おすすめ理由:クラシックなメロディックハードロック回帰の作品。ヴィヴィアンはここでのギターアンサンブルに溶け込みつつも、ソロやフレーズで効果的なアクセントを加えています。ポップとハードロックのバランスを学ぶのに適した一枚です。

  • Last In Line — Heavy Crown(2016)
    おすすめ理由:Dio時代のメンバーで結成されたバンドによる作品で、ヴィヴィアンのルーツと現代的な感覚が融合したサウンド。往年のDio的ドラマ性とモダンなプロダクションの両方を体感できます。ギターリフ/リードともに聴き応えがあります。

  • Last In Line — II(2019)
    おすすめ理由:続編として成熟した楽曲群。ヴィヴィアンのモチベーションと表現力が高く、アンサンブル内での「効かせ方」が洗練されています。Dioファンにも新鮮なアプローチが多く含まれる一枚です。

  • 選外だが注目:Sweet Savage(初期)関連音源
    おすすめ理由:ヴィヴィアンのキャリア原点に近いNWOBHM系の作風に触れられる資料的価値の高い音源群。初期の荒々しさや若々しいリフ作りをチェックすると、以降のプレイとのつながりが見えてきます。

各アルバムを聴くときのポイント(プレイ面の観察ガイド)

  • リズムギターとリードの役割分担:ヴィヴィアンは基本的にリフで曲を牽引しつつ、ソロでは歌心を失わないタイプ。各曲でリズム音像とリード音像の置き方を比較してみてください。

  • トーンの変化:同じフレーズでもアンプやエフェクトの違いでキャラクターが変わるため、音作りの差異を意識して聴くと彼の工夫が分かります。

  • フレージングの「間」:シンプルなフレーズでも間合いの取り方が巧みで、歌メロとの相性を重視している点が聴きどころです。

  • 共作者/バンド編成ごとの役割:Dio期とDef Leppard期、Last In Lineでの役割は異なります。編成やプロデューサーの影響も合わせて比較すると理解が深まります。

終わりに

Vivian Campbellは「派手な速弾き一辺倒」ではなく、曲の構成や歌を第一に考えるタイプのギタリストです。紹介したアルバムを時系列で追えば、彼の成長と適応力、そしてバンドごとの音楽観の違いがよく分かります。ギター愛好家だけでなく、ロック・メタルの制作や編曲に興味がある人にも学びの多いディスコグラフィーです。

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参考文献