PCパーツは中古で売れる?売れるパーツの特徴・相場の考え方・売却のコツを徹底解説【ITリユース基礎】
PCを買い替えたときや自作PCのアップグレード時に、「古いパーツって売れるの?」と疑問に思う人は多いはずです。
結論から言えば、PCパーツは中古でも十分に売れます。むしろ一部のパーツは中古市場の需要が非常に高いのが特徴です。
この記事では、中古で売れるPCパーツの種類から売却時のポイント、注意点までをわかりやすく解説します。
◆ PCパーツは中古でも売れる?市場の特徴
PCパーツの中古市場は活発で、特に以下の理由で需要があります。
- 新品より安く購入したいユーザーが多い
- 古いPCを修理・延命したい需要がある
- 自作PCユーザーの入れ替え需要が多い
- 旧世代のパーツが希少化して高値になる場合がある
パーツによっては、新品の半額以上で売れることも珍しくありません。
◆ 中古でも特に売れやすいPCパーツ
● 1. グラフィックボード(GPU)
中古市場で最も人気。
ゲーミングPC需要の増加により、旧モデルでも価値が高い。
・NVIDIA GeForce 系
・AMD Radeon 系
※状態が良ければ高値が期待できるパーツ。
● 2. CPU
中古CPUも需要が高い。
動作問題が少なく、ソケット対応による互換性で売りやすい。
例:
・Core i7、i9
・Ryzen 5、Ryzen 7 など
● 3. メモリ(RAM)
動作確認がしやすく、故障率も低いため中古でも売れる。
特に:
・DDR4(現在の主流)
・ノート用 SO-DIMM も人気
● 4. SSD / HDD
中古でも需要はあるが、SSDは使用時間や健康状態(TBW)が重視される。
HDDは「データ保存用」「監視カメラ用」などに使われるケースが多い。
● 5. PCケース
状態が良いものや高級モデルは比較的売れやすい。
ただし送料が高くなるため、地域内取引だと有利。
● 6. 電源ユニット(PSU)
使用時間やブランドで評価が変わる。
高品質な 80PLUS ゴールド/プラチナ製品は人気。
● 7. マザーボード
売れるが、相性・規格・CPUソケットの対応が複雑。
付属品の有無が重要。
◆ 逆に売れにくいPCパーツ
- 型番不明、動作未確認のパーツ
- 年代が古すぎるパーツ(DDR2 メモリなど)
- 破損品・コンデンサ膨張品
- 付属品(ネジ、ブラケット、箱)が欠けているもの
ただし「ジャンク扱い」で需要がある場合もあります。
◆ PCパーツを高く売るためのポイント
● 1. 動作確認をしておく
「正常動作」を明記すると、価格と売れやすさが大きく変わる。
● 2. 付属品をそろえる
箱・ブラケット・ケーブル・説明書などがそろっていると評価が上がる。
● 3. 清掃して見た目を整える
ホコリを取り除くだけでも印象が良くなり、売価アップにつながる。
● 4. 市場相場を調べる
メルカリ・ヤフオク・中古ショップをチェックする。
例:
- 型番で検索
- 売れた商品の価格を見る
- 状態が近いものを参考にする
● 5. 発送時は衝撃対策をしっかり
PCパーツは精密機器のため、梱包の丁寧さは非常に重要。
特にGPU・HDDは衝撃に弱いので注意。
◆ 売る場所の選び方
● メルカリ
・初心者向け
・購入者からの反応が早い
・手数料がやや高め
● ヤフオク
・PCパーツに詳しいユーザーが多い
・高値がつくこともある
・オークション形式が選べる
● 中古ショップ(店頭・宅配買取)
・手間が少なく即現金化できる
・相場よりやや安くなりやすい
◆ まとめ:PCパーツは中古でも十分に売れる
PCパーツは中古市場が活発で、多くのパーツが高値で取引されています。
特に、
- GPU
- CPU
- メモリ
- SSD
などの人気パーツは、中古でも需要が非常に高いです。
動作確認・清掃・付属品の準備などのポイントを押さえることで、売却価格をさらに上げることができます。


