洋楽カバーの女王が放つ 麻倉未稀 80年代代表曲徹底解説
この記事では、麻倉未稀が1981年のデビュー曲『ミスティ・トワイライト』から、ドラマ主題歌として大ヒットした数々の洋楽カバーまで、彼女を象徴する5曲の魅力を詳しく解説します。各楽曲のリリース背景、タイアップ、作詞・作曲・編曲のクレジット、オリコンチャートでの成績、サウンドの特徴を掘り下げ、“洋楽カバーの女王”と呼ばれた理由に迫ります。
1. 『ミスティ・トワイライト』
1981年8月21日にデビューシングルとして発売されたボサノヴァ調の都会派ナンバー。作詞は竜真知子、作曲・編曲を大野雄二が担当し、オンワード樫山「ジェーン・モア」のCMソングに起用されました。オリコン最高31位を記録し、麻倉未稀自身が「今も変わらず歌える曲」と振り返るほど思い入れが深い一曲です。
2. 『What a feeling ~フラッシュダンス~』
1983年7月21日リリース。アイリーン・キャラの原曲を麻倉自身が日本語詞に翻訳し、清水信之が編曲。TBS系ドラマ『スチュワーデス物語』のエンディングテーマとして起用され、洋楽カバーながらオリコン最高49位をマーク。原曲のエネルギッシュなグルーヴを見事に再現した、日本の80年代J-POPを代表するカバーです。
3. 『黄昏ダンシング』
1983年11月21日にリリースされた8枚目のシングル。竜真知子作詞、渡辺博也作曲・編曲によるシティポップ的ダンサブルナンバーで、TBS・MBS系ドラマ『さよならを教えて』の挿入歌として使用。オリコン最高12位、年間チャート57位を記録し、麻倉未稀のキャリア最大のセールスとなりました。
4. 『ヒーロー –Holding Out For a Hero–』
1984年11月5日発売。Jim Steinman&Dean Pitchford作の洋楽ロック原曲を、売野雅勇が日本語詞に訳し、戸塚修が編曲。TBS系ドラマ『スクール☆ウォーズ』の主題歌として起用され、オリコン最高19位、年間71位というスマッシュヒットを記録。力強い歌詞とサビの英語詞が、青春スポ根ドラマの世界観と見事にシンクロしています。
5. 『RUNAWAY』
1985年5月21日リリースの13枚目シングル。Bon Joviの同名曲を松井五郎が日本語詞でカバーし、戸塚修が編曲。TBS系ドラマ『乳姉妹』の主題歌に起用され、オリコン最高23位を獲得。原曲のロックな疾走感をそのままに、日本語詞で新たな感情を吹き込んだ一曲です。
参考文献
https://music-ap.co.jp/talent/miki-asakura/
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