映画サウンドトラックの王様が彩った5つの名曲 ― Kenny Loggins

Kenny Logginsが1978年から1986年にかけて発表し、映画サウンドトラックとして大成功を収めた5曲――「Footloose」「Danger Zone」「I’m Alright」「This Is It」「Whenever I Call You ’Friend’」――の制作背景、チャート成績、そして現在に至るまでの文化的影響を、各曲ごとに詳しく解説します。

1.Footloose (1984)

制作背景

「Footloose」は1984年1月にシングルとしてリリースされ、同名映画の主題歌としてディーン・ピッチフォードと共に制作されました。

チャート成績

ビルボードHot 100で3週間連続の1位を記録し、Logginsにとって唯一のチャートトップシングルとなりました。

レガシー

1985年の第57回アカデミー賞オリジナル歌曲賞にノミネートされ、80年代を代表する映画主題歌として現在でも高い評価を受けています。

2.Danger Zone (1986)

制作背景

「Danger Zone」は1986年5月13日にリリースされ、ジョルジオ・モロダー作曲、トム・ホイットロック作詞によるハードロック・サウンドが特徴です。

チャート成績

ビルボードHot 100で最高2位を記録し、同名映画『トップガン』のサウンドトラックは全米で900万枚以上を売り上げました。

レガシー

2022年公開の続編『トップガン マーヴェリック』でもオリジナル録音が使用され、今なお多くのリスナーに支持されています。

3.I’m Alright (1980)

制作背景

「I’m Alright」は1980年7月にシングルリリースされ、コメディ映画『キャディラックス』のテーマ曲として書き下ろされました。

チャート成績

ビルボードHot 100で最高7位を記録し、22週にわたってチャートインしました。

レガシー

ライブ・アルバム『Kenny Loggins Alive』にも収録され、現在でもコンサートで定番の人気曲となっています。

4.This Is It (1979)

制作背景

「This Is It」は1979年10月にアルバム『Keep the Fire』からリリースされ、マイケル・マクドナルドが共作・バックボーカルで参加しました。

チャート成績

ビルボードHot 100で最高11位を獲得し、1981年のグラミー賞最優秀男性ポップ・ボーカル・パフォーマンス賞を受賞しました。

レガシー

ソフトロック屈指の名曲として、現在でもラジオやプレイリストで根強い人気を誇ります。

5.Whenever I Call You ’Friend’ (1978)

制作背景

「Whenever I Call You ’Friend’」は1978年7月にリリースされ、スティーヴィー・ニックスがアルバムにはクレジットされつつも、シングルにはクレジットされない形で参加しました。

チャート成績

ビルボードHot 100で最高5位を記録し、Logginsにとってソロ初のトップ10ヒットとなりました。

レガシー

キャッチーなデュエットコーラスは多くのアーティストにカバーされるなど、現在でも愛され続けています。

おわりに

これら5曲は、Kenny Logginsが映画音楽とポップシーンの両面で圧倒的な存在感を示した証であり、彼のサウンドが80年代の音楽シーンに与えた影響の大きさを改めて感じさせてくれます。


参考文献

https://en.wikipedia.org/wiki/Kenny_Loggins

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