加山雄三が紡ぐ青春と海の讃歌:代表曲徹底ガイド
加山雄三さんは1960年代から1970年代にかけて、青春の高揚と海への郷愁を体現した数々の名曲を世に送り出してきました。本稿では代表的な4曲—「君といつまでも」「旅人よ」「海 その愛」「お嫁においで」—それぞれの背景や魅力を掘り下げ、当時の音楽シーンへの影響や後世への継承までを詳しくご紹介します。
「君といつまでも」
1965年12月5日に映画『エレキの若大将』の主題歌としてリリースされた「君といつまでも」は、加山雄三さんの5枚目のシングルです。岩谷時子さん作詞、弾厚作(加山雄三さんのペンネーム)作曲、森岡賢一郎さん編曲による爽やかなメロディとエレキギターのアレンジが当時の若者を魅了し、350万枚を突破する大ヒットとなりました。NHK紅白歌合戦には1966年の第17回をはじめ複数回出場し、今なお世代を超えて歌い継がれています。
「旅人よ」
1966年10月15日、シングル「夜空を仰いで」のB面曲として発表された「旅人よ」は、加山雄三さんとザ・ランチャーズの共演で知られる青春讃歌です。岩谷時子さんの詩情あふれる歌詞と弾厚作による軽快なアレンジが、旅立ちの高鳴る気持ちを見事に表現。B面ながらもファンの支持は根強く、後年のカバーやライブでも定番の一曲となっています。
「海 その愛」
1976年5月20日に東芝EMIから発売された同名アルバムのタイトル曲「海 その愛」は、岩谷時子さん作詞、弾厚作作曲、森岡賢一郎さん編曲による壮大なバラードです。広がりのあるギターサウンドと海辺の情景を描く歌詞が郷愁を誘い、2021年からは神奈川県茅ヶ崎市のJR茅ヶ崎駅発車メロディとしても採用されました。様々なアーティストによるトリビュート・カバーも多数リリースされています。
「お嫁においで」
1966年6月15日にリリースされたシングル「お嫁においで/アロハ・レイ(さよなら恋人)」は、軽快なリズムとロマンティックな歌詞が印象的な一曲です。作詞は岩谷時子さん、作曲は弾厚作、編曲は大橋節夫さんが担当。同年10月公開の青春歌謡映画『お嫁においで』では加山雄三さん自身が主演を務め、映画と楽曲が一体となったムーブメントを巻き起こしました。2015年にはPUNPEEとのコラボ・リミックスも発表され、新たな世代のリスナーにも親しまれています。
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