昭和歌謡ファン必携!おすすめアナログレコード5選

昭和の歌謡曲シーンは、美空ひばりの圧倒的な歌唱力から、グループ・サウンズ(GS)の華やかなサウンド、横浜を舞台にしたご当地ソング、洋楽的アプローチを取り入れた異色作、そしてR&B色の強いポップスまで、多彩な表情を見せてきました。ここでは、その中でもアナログレコード盤としてぜひ手元に置きたい5枚を厳選し、それぞれの魅力を解説します。

1. 美空ひばり「真赤な太陽」

1967年5月25日発売/日本コロムビア/7インチシングル
美空ひばりがジャッキー吉川とブルー・コメッツをバックに迎えたリズム歌謡の名曲です。作詞は吉岡治、作曲は原信夫によるダンサブルなアレンジが特徴で、発売当時には140万枚超のセールスを記録しました。ミニスカート姿でのジャケット写真も当時話題を呼び、GSブームを象徴する1枚です。

2. ジャッキー吉川とブルー・コメッツ「ブルー・シャトウ」

1967年発売/EPシングル
GSを代表するヒット曲で、発売後すぐに大きな話題となりました。鮮やかなコーラスワークと軽快なリズムが印象的で、オリコンチャートでは14位を記録。第9回日本レコード大賞でも評価され、GSの金字塔として語り継がれています。

3. いしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」

1968年12月25日発売/日本コロムビア/7インチシングル
横浜の夜景を歌った“ご当地ソング”の代表作。作詞は橋本淳、作曲・編曲は筒美京平によるキャッチーなメロディが心に残ります。オリコン週間チャートでは1位を獲得し、累計150万枚を超えるミリオンセラーに。2008年からは京急本線横浜駅の接近メロディにも採用されました。

4. 島倉千代子「愛のさざなみ」

1968年7月1日発売/日本コロムビア/7インチシングル
デビュー15周年を飾るシングルで、作詞・なかにし礼、作曲・浜口庫之助という最強タッグが集結。バックトラックはロサンゼルス録音でレッキング・クルーが演奏を担当し、洋楽的なサウンドと日本の歌謡曲伝統が融合した異色作です。オリコン初ランクインでは最高20位をマークしました。

5. 弘田三枝子「人形の家」

1969年7月1日発売/日本コロムビア/7インチシングル
作詞・なかにし礼、作曲・川口真による名バラード。オリコン週間チャートでは1位を獲得し、年間チャートでも18位にランクイン。累計売上100万枚を超える大ヒットとなり、第11回日本レコード大賞歌唱賞も受賞しました。

これら5枚は、昭和歌謡の多様な魅力を余すところなく味わえる名盤揃いです。アナログレコードならではの音の温かさとジャケットの芸術性をぜひ手に取ってお楽しみください。

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