黄金のディスコ・アンセムからバラードまで:Bee Gees代表曲
Bee Geesは1958年にバリー・ギブ、ロビン・ギブ、モーリス・ギブの兄弟によって結成されたポップ/ディスコ・グループで、三者の緻密なハーモニーとメロディセンスで世界的な人気を博しました。1960年代後半から70年代にかけて数々のヒットを放ち、特に1977年–1979年のディスコ期には『Stayin’ Alive』『How Deep Is Your Love』『Night Fever』『Tragedy』が次々とチャート首位を獲得。さらに、1968年のバラード『Words』も欧米各国で大ヒットを記録し、後世に残る名曲として愛され続けています。
Bee Geesの歩み
結成当初のBee Geesはポップ/ロック寄りのサウンドで活動し、1967年に『Bee Gees’ 1st』で英国デビューを飾りました。その後オーストラリア・ツアーを経て再び英国へ舞い戻り、ロバート・スティグウッドのプロデュースのもと国際的評価を獲得。1975年発売のアルバム『Main Course』でディスコ・スタイルに大胆転向し、独特のファルセット・ボーカルを武器に「ディスコの王者」と称される存在となりました。
代表曲5選解説
Words(1968年)
1968年1月にPolydor(UK)/Atco(US)からリリースされたポップ・バラードです。IBCスタジオ(ロンドン)で録音され、Barryの伸びやかなボーカルとMauriceによる圧縮ピアノが印象的。ドイツ、カナダ、スイス、オランダで1位を獲得し、UKでも最高位8位を記録。多くのアーティストにカバーされる不朽の名曲として現在も親しまれています。
Stayin’ Alive(1977年)
映画『Saturday Night Fever』サウンドトラックからのセカンドシングルで、1977年12月にRSOレコードから発売されました。BPM約103のグルーヴィーなリズムは当時のクラブシーンを席巻し、1978年2月に米Billboard Hot 100で4週連続1位を獲得。歌詞の「私たちは生き続ける」というメッセージは世代を超えた共感を呼び、CPRのガイドリズムとしても用いられています。
How Deep Is Your Love(1977年)
同じく『Saturday Night Fever』収録のバラードで、1977年9月にシングルリリース。米Billboard Hot 100では1977年12月25日に1位を達成し、Top 10に17週間留まるロングヒットとなりました。Adult Contemporaryチャートでも6週間首位を維持し、Rolling Stone誌の「500 Greatest Songs of All Time」でも上位に選出されています。
Night Fever(1978年)
1978年1月にRSOレコードからシングルリリース。『Saturday Night Fever』から3作連続となるチャート1位を獲得し、Billboard Hot 100で8週間連続首位を記録しました。ディスコ黄金期を象徴する一曲として、世界中のナイトクラブで長く愛されました。
Tragedy(1979年)
アルバム『Spirits Having Flown』からのシングルで、1979年2月にRSOレコードより発売されました。英国と米国両チャートで1位を記録し、Bee Geesの連続シングル首位記録を支えた代表曲のひとつです。後に1998年には英国ポップグループStepsによるカバーも大ヒットしました。
以上の5曲は、それぞれがBee Geesの音楽史における重要なマイルストーンであり、ポップからディスコ、バラードまでグループの多彩さと普遍性を象徴しています。彼らの楽曲は今なお各世代に影響を与え続けており、その軌跡は音楽シーンに不朽のレガシーを刻んでいます。
参考文献
https://en.wikipedia.org/wiki/Bee_Gees
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