Barbee Boysの黄金期を彩る5大ヒットソング徹底ガイド
Barbee Boysは1982年に結成され、1984年のメジャーデビュー以来、男女ツインボーカルとサックスを融合させた独自のロックサウンドで一世を風靡しました。1985年から1989年にかけてリリースされたシングルの中でも、「目を閉じておいでよ」「チャンス到来」「負けるもんか」「女ぎつね on the Run」「ごめんなさい」の5曲は、CMタイアップやテレビドラマ主題歌として起用され、オリコンチャート上でそれぞれ7~53位にランクイン。特に「目を閉じておいでよ」は資生堂「TREND・Y」のCMソングに起用され、最高位8位・売上16.8万枚を記録する代表作となりました。解散後も、2003年、2008年、2019年に再結成ライブを実施し、2019年には29年ぶりの新作『PlanBee』を発表するなど、今なお多くのファンを魅了し続けています。
1. バンド結成とメジャーデビュー
Barbee Boysは1982年にKONTA(Vo.&Sax)、いまみちともたか(Gt.)、ENRIQUE(Ba.)、小沼俊昭(Dr.)の4人で結成され、1984年に杏子が加入して男女ツインボーカル編成となりました。1984年9月21日にシングル「暗闇でDANCE」でメジャーデビューを果たし、その後シングル16枚、オリジナルアルバム6枚をリリース。1992年の解散後も、2003年、2008年、2019年に再結成ライブを行っています。
2. 人気シングル5曲のリリース情報とチャート成績
目を閉じておいでよ
- リリース日:1989年1月1日
- タイアップ:資生堂「TREND・Y」CMソング
- オリコン最高位:8位
- 売上:約16.8万枚
「目を閉じておいでよ」は、KONTAと杏子によるデュエットが官能的なムードを醸し出すラブソングです。サビの「揺れ動くかけひきと 恥じらいの洒落た夜」という歌詞が、当時のリスナーの心に強く刻まれました。
チャンス到来
- リリース日:1985年10月2日
- 収録アルバム:『Freebee』
- 作詞・作曲:いまみちともたか
- チャート情報:オリコン週間シングルランキング(最高順位7位、登場週数16週)
切ない片想いをロック調に表現したナンバーで、ポリス風のギターリフと杏子の甘美なヴォーカルが印象的。リリースから40年近く経った今でも、そのサウンドは色褪せません。
負けるもんか
- リリース日:1986年4月2日
- タイアップ:テレビ朝日系ドラマ『トライアングル・ブルー』主題歌
- オリコン最高位:47位
前向きな歌詞とエネルギッシュなギターサウンドが特徴で、青春世代に強い共感を呼び起こしました。
女ぎつね on the Run
- リリース日:1987年4月1日
- タイアップ:アサヒ飲料『三ツ矢フルーツ』イメージソング
- オリコン最高位:28位(12週連続で100位以内にランクイン)
妖艶かつミステリアスな歌詞と都会的なアレンジが光る一曲。リリース当時、テレビCMの映像と相まって大きな話題となりました。
ごめんなさい
- リリース日:1987年12月2日
- タイアップ:フジテレビ系『桃色学園都市宣言!!』1987年11月度オープニングテーマ
- オリコン最高位:53位
パンキッシュなギターリフと等身大の歌詞で、リリース当時からライブの定番曲としてファンに愛され続けています。
3. 音楽性と現在の活動
Barbee Boysの音楽性は、男女ツインボーカルの掛け合いと、UKロックにルーツを持つギターワーク、そしてKONTAのサックスが織りなすダイナミックなアンサンブルです。歌詞は大人の恋愛心理をスリリングに描写し、80年代日本のロックシーンに新たな風を吹き込みました。2003年、2008年、2019年の再結成ライブでは若い世代のファンも動員し、2019年12月に発表された29年ぶりの新作『PlanBee』はインディーズながら大きな反響を呼びました。
Barbee Boysの代表曲5曲は、いずれも当時の時代背景やタイアップ映像、そして革新的なサウンドが相まって生まれた名曲揃いです。結成から40年以上を経た現在も、その音楽は全国のリスナーを熱狂させ続けています。ぜひ改めて耳を傾け、Barbee Boysが切り開いた80年代ロックの世界をお楽しみください。
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