アーティスト紹介
迫力と革新が響く 吉田拓郎 LIVE ’73 完全ガイド
本コラムでは、1973年11月26・27日に東京・中野サンプラザホールで収録され、同年12月21日にリリースされた吉田拓郎のライブ・アルバム『よしだたくろう LIVE ’73』を、多角的に深掘りします。リリース当時の販売 […]
演歌の境界を超えて──『藤圭子リサイタル』を聴く
このコラムでは、藤圭子が1971年7月5日に大阪・サンケイホールで収録し、同年10月5日にRCAビクターからLP(規格品番JRS-7157)としてリリースしたライブ・アルバム『藤圭子リサイタル』の魅力を、制作背景から収録 […]
八代亜紀『リサイタル・1(演歌50年 船頭小唄から愛の執念まで)』──演歌の軌跡を紡ぐ初のライブ名演
1975年2月25日にリリースされた八代亜紀初のライブ録音盤『リサイタル・1』は、1974年11月6日の東京郵便貯金ホール公演を余すところなく収録した2枚組LPです。デビュー以来の大ヒット曲から大正時代の民謡「船頭小唄」 […]
深淵なる矢 — デヴィッド・ブルー『Cupid’s Arrow』
本作『Cupid’s Arrow』は、グリニッジ・ヴィレッジ発のフォーク系シンガーソングライター、デヴィッド・ブルーがAsylumレーベルから発表した9曲38分28秒のアルバムです。フォーク的親密さをベースに、エレクトリ […]
初心者のためのおすすめテクノ名盤10選:歴史とサウンドを旅する
テクノは1970~80年代にデトロイトやヨーロッパで誕生し、機械的なリズムマシンとシンセサイザーが織りなす革新的なサウンドが魅力です。初心者の方向けに、歴史的意義が高く、聴きやすいリズム構成とメロディックな要素を併せ持つ […]
かぐや姫:青春の情景を紡いだ1970年代フォークの美学
かぐや姫は1970年に南こうせつを中心に結成され、第一次期を経て1971年に伊勢正三と山田パンダを迎えた第二次期で黄金時代を迎えました。1973年の大ヒット曲「神田川」をはじめ「赤ちょうちん」「妹」「22才の別れ」などの […]
キャロル:日本ロックれい明期を駆け抜けた伝説のバンド
本稿では、1972年に誕生しわずか3年足らずで解散した日本のロックバンド「キャロル」が、どのようにして当時の音楽シーンに衝撃を与え、後世へと大きな影響を残したのかを、結成の背景から音楽性、ライブでの熱狂、大炎上解散劇、そ […]
麻倉未稀:洋楽カバーを超えた多彩な音楽世界と情熱の歩み
麻倉未稀は1960年7月27日、大阪府大阪市に生まれ、本名を高橋徳子(旧姓・村上徳子)という、日本を代表する実力派シンガーである。1981年にCMソング「ミスティ・トワイライト」で華々しくデビューを飾り、その後「ホワット […]
シティポップの星となった歌姫―中原理恵
中原理恵は1958年6月17日北海道函館市生まれの元歌手・女優・タレント・司会者です。1978年のアルバム『TOUCH ME』で鮮烈にデビューを飾り、その翌月には松本隆作詞・筒美京平作曲のシングル「東京ららばい」でオリコ […]
研ナオコ:時代を超えたクール・ヴォイスの軌跡と新たなる挑戦
研ナオコは1953年7月7日、静岡県田方郡天城湯ヶ島町(現・伊豆市)に生まれ、1971年4月1日に東宝レコードの第1号歌手としてシングル「大都会のやさぐれ女」で鮮烈にデビューを飾りました。以降、クールで突き放すような歌唱 […]