作品紹介
マルチ・インストゥルメンタリストの肖像:Paul Rodgers ソロ・デビュー作『Cut Loose』徹底ガイド
本稿では、FreeやBad Companyで知られるボーカリスト兼マルチプレイヤー、Paul Rodgersのソロ初作『Cut Loose』について、制作背景からオリジナル盤・再発盤の仕様、収録曲の聴きどころ、そして市場 […]
疾走する電子音楽の金字塔:ヴァンゲリス『Chariots of Fire』サウンドトラックLP
このコラムでは、1981年にポリドール・レーベルからLPとしてリリースされたヴァンゲリスの代表作『Chariots of Fire』サウンドトラックを、制作背景からレコード仕様、収録曲の詳細分析、コレクタブル性や市場価値 […]
『Arban トランペット・デュエット全集』: Music Minus OneによるJean‐Baptiste Arbanデュエット
『Arban トランペット・デュエット全集』(Music Minus One, MMO3809)は、Jean‐Baptiste Arban作の全44曲のトランペットデュエットを収録し、左右チャンネルで片パートを消去できる […]
ガラント様式を紡ぐ調べ──ヘブラー&レーデルによるJ.C.バッハ〈6つのフルート・ソナタ Op.16〉
本コラムでは、イングリット・ヘブラー(フォルテピアノ)とクルト・レーデル(バロックフルート)が1970年7月にSt. Kolomanで録音し、Philips UK 6500 121の赤銀ラベルでリリースされたJ.C. バ […]
深淵を描く山の詩:ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル『アルプス交響曲』1964年 Melodiya 初出LP
本稿では、1964年にソ連国営レーベル Melodiya(カタログ番号 74321294032)から初出されたエフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団によるR.シュトラウス作曲『アルプス […]
怨歌に刻まれた叫び――三上寛『ひらく夢などあるじゃなし』完全ガイド
本稿では、1972年4月1日にURCレコード(URG-4011)よりリリースされた三上寛の初スタジオ・アルバム『ひらく夢などあるじゃなし 三上寛怨歌集』の制作背景から音楽性、パッケージ、再発遍歴、市場価値、そしてその後の […]
黄金のタンゴ再発見:ジュリオ・ソーサ『Álbum De Oro Vol.2』の真髄
概要 『Álbum De Oro Vol.2』は、1971年にアルゼンチンのDiscos CBSからリリースされたジュリオ・ソーサのコンピレーションLPで、初期のFrancini-Pontier楽団時代からLeopold […]
ガルデルの軌跡を辿る金字塔:『Vida y Obra de Carlos Gardel』
本記事では、アルゼンチンEMI-Odeónレーベルが1972年から1984年にかけて発売したカルロス・ガルデルの代表録音を集成する21巻(3LP×21箱)からなるコンピレーション・シリーズ『Vida y Obra de […]
The Real McCoyのレコード徹底解剖:ユーロダンス黄金期を彩る名盤とコレクター市場
概要 The Real McCoyは1989年にドイツ・ベルリンでJuergen WindとFrank Hassasによって立ち上げられたユーロダンス・プロジェクトで、ラッパーのOlaf Jeglitza(O-Jay)を […]
『Evangeline』—未発表セッションが紡ぐ多彩なアウトテイク集
エミルー・ハリスの8作目のスタジオ・アルバム『Evangeline』は、1978年から1980年にかけてナッシュビルのEnactron Studiosで録音された未発表曲やアウトテイクをまとめ、1981年1月にWarne […]